株式の仕組み
株式の仕組み 基礎知識2
株式会社が生み出す利益は、出資比率に応じて配当という形で
株主に分配される一方、事業のリスクも同様に株主に分配されます。
つまり、事業が赤字の場合には無配になる可能性があります。そして
経営が破綻して倒産した場合には、株式の価値がゼロになることもあるのです。
ただし、株式会社の出資者である株主の責任は有限責任であり、株式の価値
がゼロになることはあっても、株主がそれ以上の損失を被ることはありません。
また、出資することで得た株式は有価証券である株券で標章され
(株券を発行しない制度もある。日本でも上場会社は強制的に株券が
廃止される予定である。)、特に譲渡制限を設けていない限り譲渡可能
です。
証券取引所に上場された銘柄は、相対取引や公開買付などを除くと、
主に証券取引所を通じて売買取引されます。公開されていない株式
である未公開株は、証券取引所を介さずに相対で取引されます。
株式の売買取引の際につけられる価格が株価であり、様々な要因に
より刻一刻と変動します。基本的には需要と供給の関係で自由に決定
できるのですが、特に証券取引所での売買で適用された株価を株式相場
として時価の評価基準にすることが多いです。
また、これら株式の売買の際の株価変動によって得た利益をキャピタルゲイン
と呼び、配当などによる利益のインカムゲインと区別します。逆に価格変動に
よって被った損失のことをキャピタルロスといいます。